自民党参議院議員候補
2025/02/07
先日、自民党島根県連の公募による参議院議員候補の「立会演説会」と投票が行われました。園山、出川両候補ともに素晴らしい「立会演説」でした。投票は126の内、棄権2、無効票4、園山56,出川64となり自民党島根県連は出川桃子氏を参議院議員候補とすることとなりました。二人ともどちらが選ばれてもお互いしっかり応援しようと立会演説の中で述べられ、一致団結して挑むよう見られました。
報道では自民党分裂のような記事がありましたが、粛々と立会演説会、候補決定が行われ今後は結束した自民党島根県連で応援できればと感じています。
神社総代会
2025/02/02
今日は地元の菅浦、片江、笹子、惣津、七類、諸喰の各神社の総代が集まり決算、予算会がありました。総代も若返り私と同年代の方が多くなってきました。神社には様々なお祭りや行事がありますが、年を取ってしまうとその祭りの内容や言われなど、中々聞くことが出来なくなります。「わかっていて当たり前」そんな風に取られがちなので初めての方は大変なこともあります。総代の任期はほとんどが「交代したいとき」というのが多いのですが中には2年任期という事もあります。自治会長などは最近は一年交代という事が多くなりましたが、これでは中々地区の問題点や要望などが解決できないことが多く事業達成に時間がかかることもあります。その点、総代は長い方がいるので過去はああだった、こうだったと意見が言っていただけるため、案外まとめるのが早いように思います。
今年も様々なお祭りや行事に対応されますが、各神社でしっかりと伝統文化を守っていただければと感じます。
東京出張
2025/01/28
27日の臨時会終了後、夕方の便になりますが翌日の朝からの研修、要望の為東京へ向かいました。
今回急遽要望活動を行ったのは、「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」が令和6年11月に閣議決定され、「避難所となる全国の学校体育館の空調整備について、ペースの倍増を目指して計画的に進める」と示され、令和6年度補正予算において臨時の特例交付金(6年度〜15年度)が創設されました。令和6年の補正予算は779億円、この情報を受けて松江市でも小中学校が約50施設あり、避難指定所にしてあるため、こういった施設に今後空調設備が設置していただきたいため、いち早く制度の内容と事業着手の要件などを伺う研修をさせていただきました。今回の地方財政措置は起債充当率100%、元利償還金への交付税措置率は50%ととなり、実質の地方負担は総事業費の25%となります。昨年の能登半島地震をはじめこれまでの多くの災害時の避難先は学校や体育館という事が多く、数年前に学校の教室にはエアコン整備がなされましたが、体育館への設置は東京都以外はほとんどありません。松江市でも総合体育館と、鹿島町体育館にしかなくエアコン設置は防災対策にもなりますが、近年の気温上昇による屋内運動場での暑さ対策にもなります。今回の設置要件にある断熱の要件が聞き取りができ松江市でも取り組む状況となったと思います。担当部でもすでに取り組む準備をしていますが来年度予算に向けてしっかり取り組めるよう応援したいと思います。地元国会議員の事務所には昨年子ども家庭庁ににうつり予算が縮小し、採択が無かった「保育所等施設整備事業」について、来年度はしっかりと取り組んでいただくよう要望を行いました。
国会会期中の為、国会議員の皆様とは直接話が出来ないと思っていましたが、お昼休みに青木参議院議員が事務所によっていただき、要望を直接お話することが出来ました。
自治連
2025/01/27
先日、地元の自治会長の皆さんとお話しをする機会がありました。能登半島の地震を受けて同じような地形である島根半島の自治会運営をされている地域の自治会長さんは、防災対応に大変不安を感じられています。
特に半島地域では当たり前に設置されている防災無線放送ですが、スピーカーの数であったり設置の仕方であったり、「よく聞こえない」「もっと設置してほしい」などの意見が多いと伺いました。また、避難所指定になっている、自治会集会所からのお知らせなど防災無線の設置してある高台に行かないと利用ができないため集会所からの直接放送ができないか、などのご意見もあります。過去に自治会助成金を使い、そういった事業ができないか相談したことも有りますが、経費が多くかかるため中々全部の自治会を対象にした事業ができないのが現状でした。12月議会で、原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金について、国の要綱では道路の維持修繕や産業振興などに使える一方、県の要綱では使途が制限されているため、「松江市の行いたい事業に使えるようにするために、島根県を介さず直接支給するよう国に要望するべきでは」と、質問・提言を行いました。 これは、過去に似たような交付金で防災無線を整備したことがあり、その更新が来ているため、知事の思いもありますが、そういった松江市が使いたい事業に使うべきではと質問、提案したところです。半島振興法の延長、能登半島地震を教訓にした災害対応、防災対応に対する、どのようにして事業化、予算化できるのかしっかりと検討しなくてはなりません。地域の自治会長さんからの提言はそういった事業予算や事業執行に大きな役割をはたすことは間違いありません。しっかりと提言していただければ議会も執行部に対応が求めやすくなります。引き続きご助言いただければと思います。
今日は午前中に臨時議会が行われ、住民税非課税世帯に対し1世帯当たり3万円の給付、当該世帯の世帯員である18歳以下の子ども一人当たり2万円を支給する7億9120万円の予算を可決しました。全額国が支給する物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金で行われる事業ですが速やかに実行しなければなりません。
この後は来年度の予算交付について松江市事業の一部ですが採用していただくよう、省庁の研修と国会議員要望を会派の有志と行う為、東京へ移動です。
随意契約
2025/01/23
12月議会で随意契約について質問させていただきました。このブログでも紹介しましたが、50年近くこの契約案件はル−ルを変えることなく行われていました。地方自治法施行令第167条の2第1項第1号〜第9号で随意契約できる場合の定義が示されていますが、物価高騰、消費税導入、5%、8%、10%と消費税が上がっているのに契約単価は変動していません。こういった随意契約が行われているのは松江市においては前の町村地域であり、商工会地域で多く行われてきました。施設のある地元の大工さんや町の電気屋さん設備業者など小規模な修繕や少額の備品の購入などが行われてきましたが、総務省や財務省では競争性を重んじているのかこの改正がなかなかなされていませんでした。確かに競争性は必要ですが、競争するまでもなく過疎地やへき地ではお願いする業者自体が少なくこの50年で多くの小規模零細企業の個人事業主が廃業され住人が修理や物品購入をしようにも事業者がいないという環境が作り上げられてしまったように感じています。
国の補助制度も地方をサポ−トしようと作られた内容が、修繕するより補助で購入したほうが良いから修繕をしないと言う様な考え方になっていないか心配をします。いずれにしても国も50年ぶりに改正に向かう様なので注視したいと思います。
インバウンド誘致
2025/01/18
円安で外国人観光客が大幅に伸びているようですが、昨年の訪日外国人は3686万9,900人、しかしながら松江でそれを感じることはほとんどありません。
2023年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画では3つの柱「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、これらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいくとされていますが、島根県、松江市ではどのような目標と取り組みを考えているのでしょうか。NHKの連続テレビ小説に小泉セツをモデルにした「ばけばけ」が今年の秋からはじまる予定ですが、観光戦略はできているのか説明はありません。来年度予算にどのような案件が出てくるのか期待します。
そもそも、外国人の誘客を図るには、出雲空港や米子空港にインバウンド(外国人観光客)をどのくらい誘致できるのか、山陰本線、伯備線でどのくらいの誘客が出来るのか、長距離バスや高速道路を使ってどのくらいの方が松江に来ていただけるのか戦略的な数字が必要です。こういったことは山陰インバウンド機構や宍道湖中海圏域市長会などで共通の課題として取り組まれているとは思いますが、最近はそういった報告もありません。山陰インバウンド機構では大阪万博を見据え4月から着地型の旅行商品を企画しておられますが松江市を案内する企画は2件のようです。内容は通常のものと変わらない内容の様です。料金を見るとバスを使った内容のように見えますが、自由に活動される外国人観光客が日本の決まった内容での観光を利用されるのかは疑問です。前に瀬戸内国際芸術祭の舞台でもある直島に会派で視察したことがありますが、ベネッセの影響もあるのかもしれませんが島自体が「おもてなし」の環境が整っていたように見えました。お店や施設に行けば英語なら皆さん話されるような空気を感じました。国際文化観光都市の松江でそれぞれの観光地でそういった対応が出来ているのか、当時そのような感想を持ったことがあります。
いずれにしても、この地域に短時間で来れるのは飛行機か新幹線という事になりますが、残念ながら山陰には新幹線はありません。飛行機にしても山陰に行こうと思えば数万円かかります。外国人観光客が訪れやすい環境が作れればと思います。
昨日のニュ−ス
2025/01/15
昨日テレビのニュ−スで、松江市の駅前再開発について取り上げておられました。内容は駅前の一畑百貨店が閉店してから一年経ち駅前再開発について、官民で立ち上げた松江駅前デザイン会議は11月には結論を出すはずだったが、テルサの解体の反対により長引いているというものでした。そもそもテルサの解体はデザイン会議で測られたものなのか私たち議員には説明もありませんが、市長が記者会見で発言され、議会からはそんな話は聞いていないのに記者発表されたため本会議でも質問があったところです。市長はその後「テルサの解体は決まっていない」と発言されました。デザイン案は方向性を示したものしか議会には示されておらず、具体にどこをどうするというものは示されていません。一畑百貨店の利用についても複合ビルをはじめとした利用案は一畑の持ち物であり周りが決めることではありません。そういったことがあるのでこのデザイン案には県、JRなど関係のある方を入れるべきと議会からも提案され委員として出ておられるはずです。市長は令和10年くらいには行いたいと報道記事では見ましたが議会での説明はありません。そうであれば先般示された中期財政見通しで財源裏付けも含めて議会に説明するべきです。そもそも一年もかけて方向性も決まらない「小田原談義」のような進め方で本当に良いのか疑問があります。市民の意見を聞き上げるのは良いのですが、そもそも駅は乗り継ぐところで滞在するところではありません。駅の利用者の数、滞在時間はどのくらいなのか、ショッピングされるのはどのような方なのか、タクシ−利用者はどのような方なのか、そういった下調べはできているのか説明はありません。前に同僚議員と松江駅前を活性化するには駅から白潟公園までにマンションを整備する。合わせてビジネスホテル特にシティ−ホテルといわれる少しランクの上のホテルの誘致など話したことがあります。それは駅は滞在するところでない為、人の入れ替わりが激しく通常は駅近くでの買い物は「特別なこと」が無いといかない。通り過ぎるだけの為目的がないと言う様な事から、「滞在」をテーマにするならマンション整備による滞在人口の増加、くにびきメッセで行われる全国大会規模の大会などに参加される方の宿泊施設の整備などを当時あげていました。くにびきメッセで大会があると松江市にはランクの高いホテルが無く半分以上が米子市の全日空ホテルに宿泊されると伺ったことから考えたものです。駅前にある東急インがエクセル東急に代わりそういったことも少し緩和したものの状況は変わりません。コロナ以降そういった全国大会の誘致も積極的とは言えません。
いずれにしても、駅前の賑わいはそういった計画を早く示すことと、行政が行う事(地域活性化の補助金やまちづくりの緩和措置)地権者が行う事(土地利用と協力)市民の協力(駅の利用)が欠かせません。まずはそういった協力を得る内容を示すことと、将来見通し(財源を含めた計画)をしっかりと松江駅前デザイン会議で諮られ、同時に議会に示されるべきと考えます。決まってもいない重要な内容を市長が報道で安易に発信するのはいかがなものかと感じています。
関の五本松歌い初め
2025/01/13
先日、政調関の五本松節保存会が毎年行われる関の五本松節歌い初め神社奉納があり出席しました。毎年のことなのですが、神社は思いのほか寒く、凛とした気持ちにさせます。こういった寒さの中でも皆さん立派な歌声と、三味の響き、太鼓の透きとおった音がなんとも言いようのない風情を醸し出していました。この歌い初め、新年会には副市長をはじめとする関の五本松を愛する会が結成されており歴代の副市長が会長を務めておられ、初代会長の伊藤さん、2代目会長の能海さん、現山根副市長も参加されています。神事が終わると島根県の農林水産部長さんも見学に来ておられご挨拶をさせていただきました。美保神社の参拝客も昨年は8万人増え78万人を超えたと伺いましたが、切れ間なく観光客が当日も来ておられましたが、元旦はものすごい行列だったそうです。
新年会の挨拶をさせていただいたので、メテオプラザが使えなくなり五本松節全国大会も出来なくなり、披露したり発表する場の確保もしなくてはなりませんので、皆さんから要望を出していただき、関の五本松伝承会館を作りましょうと挨拶をさせていただきました。
松江市は公共施設適正化のもと、新たな施設は作らないという方針ですが、国際文化観光都市です。伝統文化を継承する施設の建設ぐらいは行ってもよいと考えます。また、美保関は重要伝統的建造物群保存地区に指定される予定であり、12月議会では条例案も可決しました。新たな文化財に将来指定されるような伝承館を立ててこういった文化を守りたいものです。
新年年始会
2025/01/10
新年になり年始の挨拶の会に出席しています。松江市民の会では市長の年頭の方針が聞かれると思いましたが、ダジャレと受け狙いなのか聞いていて内容を感じられませんでした。昨年の能登半島地震を受けて国においては半島における防災事業など打ち出されていると思いますが、原子力発電所2号機の再稼働を受けた避難道路や防災対策については語られませんでした。NHK連続テレビ小説で「ばけばけ」の放送が秋から始まりますが、これを機にインバウンド観光を頑張りたいと言う様な挨拶もありましたが、十数年前に「だんだん」が放送されたときに当時の松浦市長は広島から松江市までのバス料金を外国人観光客はワンコインの500円で移動が出来るように補助金を付けたことがあります。新幹線が通ていない松江市の観光は飛行機で来るか伯備線で2時間45分かけて岡山からくるのか、広島駅からバスで来るのかと限られています。飛行機でも空港での前後の時間を合わせると東京からだと2時間半かかります。広島からのバスも2時間かかります。こういったハンディ−を克服するために当時ワンコイン500円という事がなされたと思います。ではあれから10数年経ち松江市の状況は変わっているのかといえば何も変わっていません。7年前に私が議長の時に故浅野県議さんから「大阪万博までに松江に新幹線を通して大阪万博に来るインバウンド観光を松江市に波及させよう。議長も協力しろ」と言う様なご意見を伺い議会に新幹線議連、境港出雲道路推進議連を議会で組織していただき、その年の新年あいさつではそういったお話をさせていただきました。コロナ対策もありそういった動きが止まってしまい、整備計画の格上げも未だにできていません。大阪万博はいよいよ今年開催ですがそのような挨拶は無く、今年臨む政策への目標もありませんでした。このような状況をいつまで続けるのか、それぞれの挨拶を聞いていて感じたとこです。
あけましておめでとうございます。
2025/01/03
新年あけましておめでとうございます。
今年は歳徳神の頭屋に隣保の組が当たっているため年末からトンド行事の準備や年が変わっても山に上がっての竹の伐採などがあり隣保の皆さんも大変でしたが、今日無事にとんどを立てることが出来ました。早速観光客なのか帰省した方なのか関東の地域のナンバ−プレ−トの方が写真撮影をされていました。こういった行事も地域を挙げて取り組むのですが年々高齢化していき、とんど用の竹を各家ごとに持ち寄ることになっていますが、持ち寄られる竹もも少なくなりました。こういった行事もいつまで続けられるのかわかりませんが何とか地域を挙げて取り組めればと感じています。
こういったことが出来なくなると地域力が低下し益々過疎に拍車がかかります。最近は自治会長さんや地域の役員さんの違いで地域課題の解決の為の要望や提言が少なくなってきています。逆に問題意識のある地域は行政を動かしてでもと言う様な気概があるため多くの事業が行われている地域もあります。いずれにしても住んでいる方が何を望むのか、それを自治会や地域でどのような要望の形にするのか、上がってきた要望を支所を含めた松江市や議員がどのような対応をしていくのかが重要であり、地域力の向上が求められています。
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