島根原子力発電対策特別委員会
2024/09/30
先般の委員会での質疑
Q,能登半島沖地震では石川県志賀町の観測点で最大加速度が東日本大震災に近い2,828ガルを記録し、地盤の弱い観測点では1,000ガル以上であったともいわれますが、そもそもそういったところには原子力発電所は立地していません。島根原発2号機の耐震設計は基準地震動820ガルですが今回の地震で地盤構造を考慮して建てられた志賀原発の地震動はどの程度であったのか伺います。
A,志賀原発の今回の地震動は最大振動399ガルで基準振動600ガルを下回っている。
Q,宍道断層と鳥取沖西部断層との連動は島根原子力発電所2号炉の新規制基準適合性検査では連動して活動するものではないと報告を受けているが今回の地震を受けて新たな知見はあるのか。
A,地震の連動については今回気象庁の評価では約150キロ近くの断層が連動したのではないかという状況の報告がなされている。
宍道断層と鳥取沖西部断層の間には海上からの音波探査で断層を遮る地質構造があり両断層が連動して活動することがないことが新規制基準安全適合性検査の審査により確認されている。また、過去12〜13万年以降に断層が動いていないという評価もある。
宍道断層の長さ39キロを想定して2号機の基準地震動は820ガルに見直しをされている。2000年の鳥取県西部地震での島根原発2号機の振動は34ガルであった。
能登半島沖地震での調査について必要な反映がどうゆう風になるのか注視し対応したい。
石破総裁誕生
2024/09/27
自民党総裁選が、石破衆議院議員と高市早苗衆議院議員との決選投票となり、私たちが推していた石破衆議院議員が自民党総裁に選ばれました。青木一彦参議院議員が合区でお世話になっていることもあり地元の党員としては石破さんを応援していましたが結果は最高の結果となりました。地方創生などしっかりと地方の意見を反映していただけると確信しています。
7月に来年度予算要望、事業要望に地元の島根、鳥取の各国会議員を回らしていただきましたが、石破議員にはとりわけ新幹線について要望を重ねていました。7月の前半という事で国会議員の皆さんに中々直接会うことが出来ませんでしたが三浦、舞立、青木参議院議員には夜に、石破衆議院議員にはわざわざ他の会合の調整をして私たちに会ってくださいました。こういった姿勢が地方の議員や支援者は大変ありがたく感じ、石破衆議院議員の人柄と誠実さがうかがえます。高市早苗衆議院議員は本当に気さくで芯の強い方だと思います。総務大臣時代に議長会でお邪魔させていただいたときに河川の浚渫が地方では「県だろう、市だろう」といって中々改修が出来ないので何とかしてほしいと頼んだことがあり、本来国土交通省所管の事業のものを総務省の事業で「緊急浚渫推進事業債」を5年間で5000億円発行できる仕組みを作られました。今年度までの事業債ですが松江市では効率よくつかわせていただきました。このように出来ないことを何とかするという姿勢は多くの自民党員に支持されました。石破さんには高市さんをはじめ今回立候補された皆さんと共に自民党改革の先頭に立ち頑張っていただきたいと思います。
特別委員会
2024/09/26
先週常任委員会が終了し昨日から各特別委員会の審査が始まっています。
先日の島根原子力発電対策特別委員会では、初日に、原子力発電所の状況視察を行い、2日目に能登半島沖地震の影響について中国電力のの説明を受け、午後から陳情審査を行いました。2件の再稼働反対の陳情は否決されましたが今回の委員会審査は8月の稼働に間に合わなかった内容について進捗状況を視察し、併せて能登半島沖地震の影響を審査するもので、委員会視医院外の医院外の議員の同行を許す形のはずでしたがしたが、委員会視察が議長主催の議会視察に切り替えられ、そのことは委員長、副委員長にも報告はなく行われました。このことにより集中した視察ができなくなり、3年前に視察した個所を再度視察するという内容となってしまいました。12月の再稼働に向けては支障のない回答をいただきましたが、稼働時期が遅れるのは電力会社の能力不足なのか、外因があるのか、不明確になります。委員の皆様にはそういった内容審査をしていただくよう取り図ったつもりでしたが残念です。
9月定例会
2024/09/14
3日から9月定例会が始まり一般質問も終了しました。来週からは各常任委員会での審議となります。今回会派代表質問を行わせていただきましたが、執行部に対しては相当厳しい質問をさせていただきました。
残念ながら多くの松江市の課題について、議会に説明の少ないまま、また議会議員の反対や賛成の調整をしないままの市長の記者発表での発言が繰り返され、そういったことが報道される。今までの議会ではあまり行わなかった手法ですが、一般の検討委員の皆さんの意見を聞きあげての判断だと思いますが、軽率な感じが否みません。例えば駅前再開発事業は総額幾らの計画にするのか、ただただ楽しい将来構想を作ったのか現実的に対応できる内容にしようとしているのか残念ながらそういった説明はありません。多くの計画事業は3年から5年の計画を作り国の支援制度や県との共同事業というようなことになったりしますが、国のどのような支援制度を使うのか、松江市の持ち出し金はいくらなのか、例えば松江テルサを解体して広場として使うのならいくらかかるのか、テルサを目的外利用のために解体するとなれば免責事項における返還金はいくらなのか、修繕であれば資産は増えますが解体となれば資産はなくなります。解体費プラス資産の減少ということになり財政に影響を及ぼさないのか、など議論することはたくさんありそういったことを議論したのちに方針決定するべきと考えますが、このままだと財源など裏打ちされた内容がわからず不安が先行してしまいます。総合体育館の改修で約35億円、県立プ−ル跡地、北公園の開発計画、市役所完成が近づき末次公園や第3庁舎などの解体駐車場化、駐車場内に建設予定の末次放水路の決定に基づく立地計画の作成実行、白潟地区の都市構造再編整備など実施中、今後数年間で実施予定のものなど調整が図られるのか大変不安なところです。国の制度を使うときに今までは地元選出の国会議員に大変お世話になっていました。しかし、有力だった国会議員はお亡くなりになり島根県、松江市をサポ−としていただく、助言をいただく島根の力は明らかに低下しています。島根県が東京都のように財政力豊かで思いつけば何でもできる県ならよろしいのですが、財政力指数は全国最下位(つまり地域で税金が少ない)そのため将来負担を考え借金をしない、地域はますます疲弊するといった環境で松江市は財政を抜きにした開発事業ができるのかそして町が活性化できるのか心配でもあります。だからこそ議会や市民に格好の良い言葉ではなく負担はどの程度になるのか理解してもらいながら事業を進めなければなりませんが最近の進め方は残念でなりません。
残念
2024/09/03
先日大変お世話になった伯父が96歳で亡くなりました。伯父は旧美保関町役場の課長をしていたことも有り、当時の関係者の方も会葬いただきました。懐かしい顔をこういった時に久しぶりに見たのですが大変ありがたい気持ちになりました。大変頑固な伯父で皆さんにはご迷惑をかけたことも有りますが天寿を全うで皆様に感謝です。
議員年金
2024/08/31
先日議員報酬等特別委員会で報酬についての議論とは別にその他の意見として議員の健康保険や年金についての意見がありました。現在議員には議員年金は無く国民年金に加入しています。また健康保険も社会保険(被用者保険、職域保険)ではなく、国民健康保険に加入しています。では市長や副市長はどうかと言えば厚生年金に加入し、国民健康保険ではなく社会保険に加入しています。議員の多くはサラリ−マンから議員になれば社会保険や厚生年金から国民健康保険や国民年金に代わるため1期や2期で議員を辞めると社会保障が充実しておらずこういったことから多くの議員経験者が議員を引退したのちに生活保護を受けている方が多いといわれています。私も全国議長会の副会長の時に座長となりこの問題に取り組み、議長会出身や多くの地方自治体の首長出身の国会議員の皆さんの賛同をいただき地方議員の厚生年金、社会保険加入について今一歩のところまでこぎつけましたが、現在自民党の総裁候補になられようとしている小泉進次郎さんをはじめとする若手国会議員の反対があり実現することができませんでした。当時の意見は議員報酬をしっかりと上げて個人事業主のように国民年金基金をかけて国民健康保険料を払えばよいから社会保険や厚生年金加入はしなくてもよいというものでした。個人事業主には様々な控除が認められていますが、地方議員にはありません。議員は事業者でないため小規模企業共済制度もありません。自身の出身の横須賀市議会議員の報酬は648000円でありそのような基礎知識しか持ち合わせていなかった。全国の地方議員は20万円から70万円近くまでいろいろな報酬の内容となっていますが、多分そのようなことをご存じなかった行動であったと思います。当時私はこんな浅はかな考えの国会議員がいるとは思いもよりませんでしたが、当時の中国市議会議長会でそのような挨拶をしたことがあります。いずれにしても総裁になろうとはもう少し地方を勉強されてからが良いように思います。
自民党大丈夫?
2024/08/27
先日来自民党の総裁候補が先般の裏金問題などに対して総裁になるべく考え方として「裏金は返すべき」とか「もう終わったことだ」というようなニュアンスで報道されています。こういった報道を見ると本当に自民党は大丈夫なのかと改めて考えてしまいます。
政治資金収支報告書に不記載のあったパーティー券収入は、議員独自の努力で販売したもので、記載があれば問題のなかった政治資金です、問題はその問題のないパ−ティ−収入を政治資金収支報告書に記載しなかった。記載しなかった額が4000万円を超えた方は罰せられた、そうでない多くの方は政治資金収支報告書の修正で罰せられなかった。本来であれば記載されなかったものは一時所得として申告して所得税を払わなくてはいけませんが、申告もしない、当然所得税も払わない、こういったことからいっそ返金ではなく同額を自分の選挙区以外の様々な災害被災地に寄付行為を行い処理してはと考えますがそうはならない今の自民党に国民の批判が続くわけです。政務調査費についても地方議会では1円でも領収書と報告書が必要ですが県議会、国会議員となるほどそういったことが必要でなくなっていることに維新などは提言されているのです。こういった話題が何にも感じ取れずに報道されてしまうわきの甘さもかつての自民党の皆さんと違うところであり地方の党員としては情けない限りです。
大社高校頑張れ
2024/08/16
私も元高校球児ですが、今回の甲子園での大社高校の活躍はあまり明るいニュ−スのない島根県に希望を与えています。1回戦2回戦の戦いはまさしく大社高校伝統の守り勝つ野球で特に投手の活躍が目立ちます。特に左バッタ−の外角、右バッタ−の内角へのストレ−とはなかなか打てるボ−ルじゃありません。本当に見事な投球です。打線もランナ−が出れば盗塁、エンドラン、セフティ−バントスクイズなど失敗しない攻撃も見事です。今は昔と違い大舞台でも物おじしない、ふだんの技術が発揮できるように見えます。この調子で明日の3回戦も勝ち上がっていただきたいものです。それにしてもアルプススタンドの応援は見事でした。
残念な判断
2024/08/16
今年に入り熱心な市民の方から原子力発電所について議員の考えを聞きたいというお電話が会派の各議員に電話がかかるようになりました。それぞれの議員が30分程度お話をすると、「会いたい、録音したい、録画したい」などのお話をなされる為、議員の立場上内容を誤った形で流されるのは困るため、会派の議員には対応せず私が連絡するという事にしました。連絡をさせていただき質問に回答もしましたが、「納得いく回答でない」として、所属する議員へ何度も電話がかかるという事になりました。その後県議会議員にも同じような対応を迫っており県議会の一部の議員は着信を受け取らないとした処理をされたと伺いました。その状況を議員の名前を挙げて結局「批判、中傷」するような内容のブログやSNSを発信しているのを確認しましたので、私たちの会派においても受け付けないことを確認しました。本人にも本日連絡を入れさせていただきましたがこちらの判断を述べている最中に電話を切られてしまいました。原発の再稼働の賛成や反対はそれぞれ議員の考えがあります。私も前前回の選挙から福島原発1号機は島根原発1号機と同じ設計の為、1号機は廃炉、2号機、3号機は原子力規制委員会の安全確認が出来れば再稼働、稼働を行い当時40年という使用期間が来れば廃炉という発言もしていました。それは福島の事故調査の結果が対応をしっかりしていたら防げた内容であり後になればなるほどそういった報告も公開されるようになってきたからです。地震動についても女川原発が一番影響があったのに福島第一原発で事故になった、しかし同じ福島でも同じような被害にあった第二原発は危機が回避された、その理由は「電源の回復」と言う様な事でもありました。事故は絶対に起こしてはなりません。しかし限られた資源しか持ち合わせていない日本にとっていましばらくは原子力が必要です。また、原子力発電所の立地自治体には原発交付金をはじめ多くの国の支援事業があります。新幹線も高速道路もないこの地域の経済活動を支えているのは発電所が立地しているからでもあります。現在特別委員会の委員長という立場で様々な議員の意見を反映しながら委員会として判断していく立場であるため、個人の持論は控えていますが賛成という意見、反対という意見それぞれ委員会報告に乗せて、委員会の判断をさせていただきました。12月に2号機の再稼働の見込みとなっていますが中国電力には安全対策をしっかり行い取り組んでいただきたいと思います。
残念
2024/08/14
お盆を迎え親戚の仏様をお参りするのが地域の慣習でしたが、コロナ以降、最近はお年寄りは施設に入り次の世代の方は実家に帰らない、位牌は新しい家では供養せず空き家になった家に置きっぱなし、親戚がお参りしようにも家にも帰らないのでお盆でも参られない。こういった方がだんだん多くなってきました。私の近所でもこういった方が多くなり困っています。お世話になったおじいさん、おばあさんの盆参りも出来ないのはさみしい限りです。
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