議員活動も6期目、町議会からだと26年となりました。
 さて、議会も改選し、松政クラブと明政会が合併して新会派として誠政松江を設立しました。議長経験者が5人引退し、新たに4人の新人が加入され12名での船出となったところです。私も新しい会派の会長を務めることになり、両会派の理念は引き続き新会派での会派理念としながら、是々非々での議会審査、議会運営に努めてまいりたいと考えております。
 今回市長・市議会議員選挙では投票率が52.1%となり過去最低の投票率となりました。支持者を多く抱えていた議員さんの勇退に伴い多くの新人候補が立候補されましたが、今回多くの市民の皆様が投票に参加されなかった、このことは私たち議員も痛切に反省しなければなりません。
 最近は、ぺ−パ−レス化や情報提供などタブレット端末の利用が促進され議会も対応が進んでいます。意見のやり取りもメ−ルでのやり取りとなりがちですが、選挙までそのような傾向にあります。
 私は古いタイプの政治家なのでやはり対面で一人一人の顔を見ながら街頭演説を行い皆さんの、頷く姿や、うなだれる姿を見て、地域、地域でその地に合った話題で演説をしました。私たち議員は5期だと20年前から市政に携わっており、10年前から提案しているのに未だに俎上に上がらない事業や、進まない事業などについて有権者に説明しなくてはいけません。そこには頑張った感は無く、「批判」か「実力不足」が問われます。
 しかしながら松江市のさらなる発展、市民の皆様の生活向上を目指し頑張らなくてはなりません。議会のチェック、提案、報告を、それぞれの議員がしっかりと行う事で市民の皆様の市政への関心を取り戻せればと感じています。

                                     松江市議会議員 森脇勇人

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