猛暑
2023/07/16
先日から学童野球のJAカップの松江・隠岐予選が始まりました。昨日はまだよかったのですが、今日、明日と猛暑となり子供たちのコンディションが心配です。監督・コ−チには体調管理に心がけていただくよう開会式でもあいさつしましたが、ちょっと異常な暑さのように感じます。子供たちが実力が出せるよう、少し日差しが落ちていただくとありがたいです。
今日は地域の皆さんに、議会報告を行いました。やはり皆さん地元でどのような事業が行われるのかに興味があり、しっかり30分話させていただきました。来週にも予定を入れており、少し地域の皆さんとゆっくり懇談したいものです。
大雨
2023/07/08
今朝から大変な雨模様となっています。強く降ったり弱くなったりしてますが、やみません。市の防災放送でレベル4になったとのことで、公民館への避難を行うようにとの案内がされました。先般道路沿いの立木が道路に傾いていたので支所の皆さんが対応してくれましたが、この雨での被害が心配になります。道路沿いの立木は斜めに道路に突き出してくるので細い間は良いのですが太くなると簡単に伐採することが出来ず今日のような雨が降ると土砂ごと道路に崩れてきます。島根県が管理するものと、松江市が管理するもので対応も分かれますが、こういった維持管理は災害が起こる前に対応したいものです。災害対応などは特別交付税での対応となるため予算の都合上、どうしても災害が起きてからの対応となりがちです。そのため最近は国土強靭化計画により国は有利な起債や交付補助などが行われますが、公債費比率の上昇を嫌ったり、単式簿記での単年度収支の悪化を恐れてか有利な公債の発行で事業を行うことが少なくなってきています。事業者の皆さんからは「仕事が無い」県民・市民の皆様からは「要望しても着手してくれない」というような思いを持たれてしまいます。大きな災害にならないよう見守るばかりです。
地元紙の愚行
2023/07/05
先日来地元新聞社の愚行がひどく、困惑しています。議会にかけられる前の情報が、あたかも成立したかのように報道されます。市議会の中でまだ審議もしておらず、会派に持ち帰って相談する内容が簡単に報道されています。どこから、情報が洩れるのかわかりませんが、議会の各会派説明の翌日に漏れることが多く、どうしても「議員から」と疑ってしまいます。執行部からはあくまで「提案」であり、内容によっては議会で否決されます。新聞報道に出てしまうと良くも悪くも議会での発言がしにくくなり、しっかりとした「議論」に繋がりにくくなります。新聞社自体が議会を軽く見ているのかわかりませんが、このようなことが続くようだと、執行部提案を一度否決して内容を審査するくらいの荒療治が必要なのかもしれません。そのようなことがあってか最近の議会委員会などでは、質疑が減少し審査、審議の内容が議会報告では分かりにくくなってきており残念でなりません。
6月定例会質問まとめ
2023/07/02
副市長交代について
Q、先般、平林副市長、能海副市長が任期を残し相次いで退任された。前平林副市長においては境港出雲道路計画の道半ば、松江市役所周辺の立地適正化計画などの申請も出来ていない中での退任となった。前能海副市長においては多くの経験と実績のある中、大きな思いをもって取り組んでこられた線引き制度廃止の正式決定を見ない中、任期を2年残した状況での退任となった。私たちから見れば何があったのかという思いもある。
Q,今後のまちづくりにはスピ−ド感をもって取り組まれたいが、副市長交代と市政運営についての所見を伺う。
A、平林元副市長はこの3年間で高規格道路や中心市街地再開発、大橋川改修などの重要事業に国とのパイプ役となって社会資本整備の推進に貢献された。能海元副市長は、牡丹を通じた台北市との連携、中村一記念館の創設とインドとの交流、「ルビ−シティ−松江プロジェクト」の推進など10年間卓越した調整力を発揮された。退任後も顧問として市政に対する助言を仰いでいきたい。
土地利用制度の見直しや中心市街地の活性化など、これまで二人の元副市長が積み上げた成果も生かし松江市総合計画に基づく取り組みを、スピ−ド感をもって進めていきたい。
Q,副市長に就任した、山根副市長の思いを伺う。
A,総合計画を着実に実行すると共に市と議会が信頼関係を築き課題解決に取り組むことが重要。職員には「遠慮なく意見を言い合い、良い答えを見つけよう」と話したところであり、議員の皆様には市の考えを率直に申し上げることで議論を深め、信頼関係を築きたい。
山陰新幹線・中国横断新幹線について
Q,現在の次期整備計画についての国の動向を伺う。
A,国においては平成29年から「幹線鉄道ネットワ−ク等のあり方に関する調査」が行われている。この調査終了後、基本計画路線から整備計画路線への格上げの議論が始まり、現在整備中の「金沢〜敦賀間」の開業を待って格上げが行われると見込んでいる。今後も国度動向を注視してまいる。
Q,島根県や鳥取県、岡山県と歩調が合わさるようどのような活動をしているのか伺う。
A,広域的に歩調を合わせて取り組むことが必要と認識している。その前提として現在の要望活動を行っている。県知事要望において岡山県や鳥取県と連携を図るよう要望しているが現在特段の動きは無い。
Q,過去には岡山県に市の職員が取り組み状況について理解を得る活動を行ってきたとの答弁もあるが現在も行われているのか現状を伺う。
A,令和元年に職員が岡山県を訪問し、設立趣旨の説明を行っているがその後定期的なやり取りは無い。島根・鳥取県経済同友会懇談会などで岡山経済同友会と新幹線整備にかかる岡山県との交流も行われており、今後官民一体となって連携強化に努めたい。
Q,市長は新幹線誘致に前向きなのか、目標をどこに定めているのか伺う。
A,災害時の日本海側の基幹交通が、国土形成上、重要な位置づけにあることが再認識された。また、中国横断新幹線実現性調査により、松江−岡山間の移動は約2時間短縮、島根県の域内総生産は10年で約6兆円増加すると試算されている。私が会長を務める中国横断新幹線(伯備新幹線)整備推進会議を通じて整備計画路線格上げを念頭に要望活動、機運醸成に取り組む。
Q,過去の質問回答が本当なら、岡山県や国への要望は島根県と歩調を合わせて出来ると思うが現在まで出来ていないのはなぜか。
A,連携を図っているところであるが、それぞれが要望活動をしていた感もある。今後は県と松江市が参画している期成同盟会の活動を活性化させるなど連携を図り活動していきたい。
農林水産業に対しての松江市の考え
Q,県議選では農林水産業への支援を訴えた候補が多くの得票を得た。農林水産業は国の骨幹であり食料自給率の低下や国土保全は国力に影響する。しかしながら多くの皆さんは国や県、松江市制度を有効に使い切れていないように感じる。これはそれぞれの団体の指導不足、手上げ方式の聞き取り不足、情報提供不足に他ならない。いくら良い支援制度があっても内容が分からなければ手を挙げることが出来ず、時機を逸した要望は予算に反映されず国や県の制度も使えない。農林水産業への支援として松江市としては何を重視して取り組むのか、周知の方法は今までのやり方でよいのか伺う。
A,新規就業者の確保・定着や、担い手の経営安定化に資する施設整備に対する支援などによって一次産品の生産振興を図ることが重要と捉えている。
Q,国・県・市の情報周知や補助金などの手続きについて松江市内の農林水産業に係る関係団体では有効に取り扱われているのか伺う。
A,農業においては、チラシの配布、市のホ−ムぺ−ジへの掲載、JAの支店でのポスタ−掲示など行っているほか、JAの営農指導員の面談時などでも周知を図っている。林業や水産業でも森林組合や漁協に対して周知を行い、会員の皆様への共有をお願いしている。情報が事業者に届かなければ意味がないため、引き続き関係団体と共にきめ細やかにわかりやすい周知を図ると共に日頃から気軽に相談していただける関係を作ってまいりたい。
Q,収入保険とナラシ対策の制度の利用状況と効果を伺う。
A,収入保険においては令和4年の松江市の加入件数は90件、その内36件、合計約2500万円の保険金が支払われている。認定農業者や集落営農組織などに対し、米などの販売減少を補填する「ナラシ対策」については、加入が20件あり、20件すべてに対して、合計約2800万円の補てん金が支払われている。いずれにしても事業継続に一定の効果があるものと理解している。
Q,5年度の補助金はコロナ給付が終わり前年並みとはなっていない。災害が多い中、より効果がある収入保険の制度を根付かせるためにも、もう一年支援が必要と考えるが所見を伺う。
A,2年間、新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として、保険料に対し助成を行った。恒久的に行う性質のものではないが、5年度は新型コロナウィルス感染症の影響が未だ残り通所とは異なる状況にあることから、予算化を含め対応を検討する。
ホテル宍道湖・県立プ−ル跡地の状況について伺う。
Q,現状と、中々計画に至らない課題について伺う。
A,県立プ−ル跡地の活用について、今年6月5日に「市長・副市長・関係部長による「プロジェクト会議」を設置した。賑わいや、地域活性化の拠点、新ビジネス創出支援やワ−ケ−ションなど産業振興からスポ−ツやレジャ−・ショッピングまで多岐にわたる可能性に着眼し「将来構想」の検討を始めた。ホテル宍道湖跡地についても、計画的に進めたい。決定するまでは有効に活用したい。
公共財産の利活用について
Q,市が保有する公共財産、土地・建物などの売却、利用計画を伺う。この2年間でどの程度売却や活用が進んだのか伺う。
A,ホームペ−ジで公表して、物件の引き合いがあれば自治会や隣接地となる方々の意見をいただき公共財産の利活用を進めている。普通財産の売却についてはR3年が宍道幼稚園跡地など34件、約6.2億円、R4年度が南学校給食センタ−跡地など36件、約6.7億円となった。普通財産の貸し付けについては、昨年1月に対象施設として10施設を選定し、ホームペ−ジで利用を募り北消防署島根出張所など、今年6月までに4件の貸し付けを行っている。地域の皆様と一緒に活用策を検討すると共に、新たに金融機関とも連携を計画しており積極的に取り組んでまいります。
Q,他の部で管理しているもの、公営企業保有財産など、資産経営課で把握しているのか伺う。
A,一元的に把握し、公共施設カルテや財産台帳を整理して維持管理を行っている。公営企業保有財産は各公営企業が財産台帳を整備管理している。有効活用については全庁で意識共有を図っており、売却においても全庁で合意形成したうえでリストアップし共有している。
Q,市が保有する建物や施設、土地、道路などきちんと名義変更が行われているのか伺う。
A,各課が取得、売却した際に資産経営課に登記依頼書を提出し一元的に登記手続きを行っている。過去に所有権を取得したが名義変更が出来ず名義が残っているものも存在するが公共工事や民間の開発においての官民境界確認などの機会に事案の把握に努め速やかに名義変更を行っている。
Q,公共施設の適正化計画により多くの施設に修繕費を付けることなく放置しているように見える。松江市の悪いところで、修繕計画や改修計画、解体撤去に伴う計画など先延ばしにしている。まだ使える施設を修繕不能になるまで放っているようにしか見えないが所見を伺う。
A,公共施設カルテや財産台帳に基づき必要に応じた修繕、改修を行っている。修繕や改修は国が設けている有利な支援制度を活用すべく計画において位置付けたうえで進捗管理しながら実行していく。
子供医療費助成制度の概要と財源内訳
松江市では0歳〜小学校6年生まで入院・通院時自己負担なし・中学生においては入院に関してのみ自己負担なしという政策を行っており中学生の通院費についても現在検討中である。
Q,島根県が子供医療費助成を小学生まで拡大した際に、事業費の二分の一を負担すべきと、当時議論したことがある。実際には小学1年から6年生まで県から支給しているのは、しまね結婚・子育て市町村交付金として5600万円弱と全体に係る費用の17%程度と伺う。このことは事業費の二分の一に足りていない。市の令和4年度の医療費上限は県の交付金を上回っているのに、この交付金を返還させる制度となっているようだが間違いないか。事実であれば県の交付方針や子育て支援はどのようなものになっているのか伺う。
A,就学前の子供医療費については「島根乳幼児等医療助成事業補助金」により事業費の二分の一の補助を受けている。小学生についてはR3年4月から「しまね結婚子育て市町村交付金」の交付を5585万2千円受けているが小学生の医療費助成予算額の17%である。この交付金は議員ご指摘のとおり、医療費実績によっては交付金の返還生じる制度となっている。
Q,子供医療費助成に対する国、県の支援制度、R5年度の支援額や制度について具体的に伺うと共に現在の状況についての問題点など市長の所見を伺う。
A,安定的に運用するためにも、就学前の子どもに係る助成と同様に小学生の医療費助成についても事業費の二分の一となるよう県に要望してまいる。国には助成制度は無いが、本来、国の責任において実施するべきものと考えており、地域間格差が生じないよう全国一律の制度化として要望したい。
Q,厚生労働省は必要のない受信が多くなるという事で国民健康保険の国庫負担金から医療費の増加分が減額するペナルティ−を課してきたが松江市での状況を伺う。
A,国庫負担金の減額はR3年度分で367万2千円となっている。国は減額措置の廃止を高校性まで広げる方針が示されたが詳細は分からない。引き続き国の動向を注視してまいる。
公共交通の再整備計画について
Q,今後どのようなスケジュ−ルで検討されるのか伺う。
A,5月22日に第一回の市民会議が開催され、計画のコンセプトや作成スケジュ−ルについて議論がなされた。来年2月をめどに計画の素案を作成予定。その後パブリックコメントを経て3月中に計画を完成させたい。市議会には総合交通対策特別委員会において適宜情報共有させていただきたい。
観光振興について
Q,R4年の観光入込客の状況と、謹直の状況を伺う。
A,昨年1月〜12月までの観光入込客数は前年比42.6%増の716万人であり。宿泊客数は31.1%増の148万人となっている。コロナ前のR元年の1046万人に対して入込客数は70.2%、宿泊客数は82.2%となっている。
今年1月〜4月までの実績比較では、観光入込客数は81.4%、宿泊客数は82.2%となっており順調に回復しつつある。
Q,松江市においてのこれまでの観光産業に対する影響を伺う。
A,R2年、R3年ともR元年の観光入込客、1046万人、宿泊客数211万人から半減し観光消費額はR元年の645億円からR2年350億円、R3年297億円と主要産業の一つである観光産業は大きな痛手を受けている。経済波及効果も785億円からR2年440億円、R3年376億円と大きく減少し関連産業にも明らかな影響を及ぼしている。
Q,観光庁の地域と一体になった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業におけるR5年度の第2回採択が6月下旬である。今年度の取り組みは2カ年で行うことが出来、昨年期間が短く取り組むことが出来なかった事業者も取り組みやすくなっている。今年度の申請状況、採択の見込み、採択後の県・市の支援の方針を伺う。
A,4月13日に候補地域として採択を受けた。次の段階で計画を作成して申請することになるが、精度の高い計画を作成するため、第二回採択の対象となる7月7日までの計画申請を目指している。今年度は申請予定自治体が昨年度より増えているため審査・選考は厳しいものになると聞いている。現時点で市内30事業者が40の事業を計画しており、昨年度より上回っている。島根県による協調補助上限額があらかじめ定められており昨年度ほどの支援が見込めない。市としては9月補正予算で所要額を計上してまいりたい。
Q,国際文化観光都市・松江の復活への観光推進策を戦略的にどのように取り組み展開していく考えなのか所見を伺う。
A,今年2月に「MATSUE観光戦略プラン」を策定した。3年間のアクションプランを策定して計画的に事業を実施し進捗状況の評価と検証を行う事で実効性を高めたい。
Q,新たな観光財源検討委員会条例の制定が提案されているが、ここに至るまで、民間の皆様とどのような話し合いを行って今回の条例提案になったのか伺う。
A,「松江市観光戦略プラン策定委員会」において審議していただき、報告された案に基づき今年2月に正式なプランとして策定している。重点的に推進する事業の一つとして宿泊税の導入を検討することを掲げている。4月には玉造温泉旅館協同組合、松江旅館ホテル組合、美保関旅館組合の組合員の皆様を対象に説明会を開催しプランの内容について説明を行っている。今後は議会に設置条例の制定について提案させていただいている「新たな観光財源検討委員会」に置いて検討を行ってまいる。
Q,市長の指導の下、制度の構築と観光振興事業の強化を速やかに実践されることを望むが、この時期に新たな税を構築することと、スピ−ド感の無さが地域間競争の足かせにならないか心配もある。市長の所見を伺う。
A,事業実施に当たっては安定的な財源を確保する必要があるものと認識しており、新たな観光財源としての宿泊税について検討のうえ、今年度中に方針を定めたい。今後、観光関連事業者の皆様の意見を伺いながら、スピ−ド感をもって取り組みたい。
勉強不足
2023/06/28
市議会一般質問も2日目が終わり、今日3日目で最後になります。
質問の内容を聞いていると過去の質問など調べていないようで、内容に踏み込めていないものが多く残念でした。また、私どもの会派で質問、提案するときには「財源あて」を研究してから質問、提案を行ったものですが、財源の当てもなく「事業提案」される質問が多く、それぞれの議員の情報が共有できた会派構成から、少人数の会派に代わり情報共有できていない質問が多いように感じました。また議会質問の提案は、執行部にお願いするものではなく、どうやったらできるのかどうやったらできるのか提案するもので、言いっぱなしの発言だと」出来ない」という回答で終わってしまいます。執行部も配慮して「出来ない」とは言わずに「検討する」「調査する」という言葉で逃げますがそのような回答だと見ている方々は「頼りない」「仕事が出来ない」という風に受け止められてしまいます。「財源が無くできない」「今はできないが、次回議会で示す」「事業を行うために来年度予算で対応したい」など回答は様々ですが、良くても悪くてもそのような回答を導き出したいものです。そういう私の質問回答も検討の上に検討を重ねる回答でしたので、目標を持って取り組んでいただきたいという発言を盛り込ませていただきました。次回議会の一問一答方式での質問で考えてみたいと思います。
会派代表質問
2023/06/26
今日、会派代表質問に挑みました。
今まで書き溜めていたものをつなぎ合わした形になったので文脈が悪く、先日質問内容は変えずに文章を変更しました。市長には申し訳ありませんでしたが、市長の事業に取り組む「本気度」を伺う内容にさせていただきました。どうしても市長の発言という事になると様々な意味で注目が集まります。「出来ること」「出来ないこと」予算や人材、時期により中々すべて行うという回答は望んでもいませんが、一番いけないのはどちらとも取れる内容で回答を濁すやり方です。本気で向かっても出来ないことはあります。逆にやっているように見えることもできます。市民の皆様はそういった内容に敏感に反応されます。たくさんお電話をいただきましたが回答を聞いて「やる気が感じられない」という内容や「良い回答で安心した」というご意見など様々です。質問項目によって違う受け止め方であったようですが、少しまとめてみたいと思います。
県議会傍聴
2023/06/23
4月の統一地方選で私たちの会派から2名の県議会議員が誕生し、私の地元からはお亡くなりになった県議の後継者として私が後援会長を務めた新人が当選、元会派所属議員1名も当選し初めての論戦に挑んでいます。
21日に河内議員の質問を傍聴しました。堂々と「松江市議会」出身の議員らしい質問でしたが、県議会の回答とはこんなものかというお粗末な回答でした。中身として、?、と思ったのは県が管理する「多目的トイレの充実」という質問の回答と県内市町村で始まっている「IT授業で使われている機器を統一することで教員の負担が少なくなるが、県として見解」を問うものでしたが、質問も制約されたような質問で河内議員らしくないような質問になっていました。県施設でのトイレの改修については河内議員が松江市議会でも提案してきたもので、松江市では公園整備やトイレについては予算を付けて順次改修してきています。大体執行部の回答は「お金が無い」というものでしたが、お金は作ればよいので国の制度や有利な交付金の活用や、他事業への補助金獲得などにより財源を確保し行われていますが、島根県の回答ではそのようか回答はありませんでした。松江市役所建設設計時に、「公共施設適用債」が市役所建設に使えるよう期限延長していただくよう要望活動し使えるようになり約33億円が国から交付されるようになったのですが、この公債もさらに期限延長し修善事業にも使えるようになっています。今まで「修繕には有利な財源が無い」と言って様々な担当部局の職員は回答していましたが充当率90%交付率30%で修繕にも使えます。もっと具体的な回答があればと思いましたが残念でした。またIT機器の市町村合同での機種購入や検討に県の関与を促す提案でしたが、「学校運営は市町村だから市町村に任せる」というような回答で市町村の補完事業が責務の県としてはいかがなものかと思いました。教員が町村から、松江市や出雲市に移動のたびに、機種の内容もソフトも市町村ごとに違う内容であれば対応が大変なので、県が関与して指導すればというものでしたが、回答を聞いていると小・中学校は市町村が管理しているから市町村で行ってくださいと言う内容に受け止められるものでした。そのような回答をするならば、教員の採用も市町村ごとで行えばよいと思うのですが、関与するのかしないのか内容によって関与するという姿勢なのかしっかり回答すればよいのですが、傍聴している立場から見えるのは「関わりたくない」という風に見えました。議員の立場から見れば、再質問して正す無いように思えましたが、島根県議会ではこういった執行部の回答が淡々と行われます。質問の内容、提案が良かっただけに残念です。
どうも回答の基準を「県が行うもの、そうでないもの」という線があるように感じますが、質問の内容は「県が市町村の補完すべきでは」というように受け止めましたが、県では私たちがすることではないという風に感じ受け止められたので残念でした。
今日は私が後援会長を務めた中村絢議員が質問に登壇しますので傍聴に向かおうと思います。
青木先生のご冥福をお祈りします
2023/06/15
先般、青木幹雄元参議院議員がお亡くなりになりました。国政においても内閣官房長官、自民党参議院幹事長、自民党参議院議員会長などを務められ引退した後も影響力のある実力者でした。今日の新聞で前々回の知事選で候補者を上から押しつけたかのような書き方がされていましたが、私たち市議会議員から見れば押し付けてきたのは当時の県議会議員で、島根県出身の実力のある官僚経験者が多くいるのに島根県に出向してまだ若く人脈もない、霞が関でもあまり影響力が発揮できないであろう現知事を県議会議員で決めたという印象が今でも残っています。当時私は市議会議長で、亡くなられた竹下亘先生を中心に地元国会議員が、自民党の支部役員や市議会議員から意見聴取を行い、その意向をくんで党として判断されたものです。その時に言われたのは、「皆さんの意向をくんで判断しますが、決まった時には一致団結しましょう」というものでしたので、私たちも「考えが違っていても党で決まれば従います」というものでした。新聞の論調は当時から違いますが未だに変わりません。前回の選挙では一致団結したのですが、島根県の政治力の陰りを心配します。多くの県内自治体が社会資本整備総合交付金の内容が気になりますが、全国的には道路関係の交付金は自由度のあるものは半分以下の4.5兆円ほどになり5.5兆円は個別の補助金になっており、計画を立て手を上げなければ獲得できないものになっています。島根県で現在、この補助金に該当するのは「松江北道路」くらいで他にはありません。鳥取県では高速道路のバイパス道路として申請され多くの道路補助金を獲得し事業が行われています。国の予算は拡充し、他県では予算が増額しているのに島根県は変わらないというのが左近の現状です。
自民党の美保関支部で国会見学を企画して東京に出た時に亡くなられた元県議の浅野先生が浜松町で私たちを見つけタクシ−に乗り込み、すぐさま携帯電話で「幹よ今から行くけん〇〇を呼べ」と連絡され、電話口で「わーわ、ごくどだな、早こいやい」といったやり取りが当時、微笑ましく感じたものです。いずれにしても島根の政治の過渡期どころか危機的状況になっていくのが感じられてなりません。
地の利?
2023/06/02
今日の新聞で広島で行われたサミットなど多くの外国人が広島を訪れたが「山陰両県は隣接の地の利がありながらインバウンド観光の効果はなかった」との記事を目にしました。報道に携わるような方でも現在の山陰地方が置かれている状況を理解されていないように感じました。多くの外国人の日本での移動は「新幹線」「電車」です。高速バスを利用される方もおられますが「稀」です。ご存じのように岡山からの伯備線は松江まで2時間45分かかります。広島からだと3時間以上かかります。広島〜松江のバスは約2時間半かかりますが松江市はインバウンド観光対策として外国人観光客は500円で乗れるように補助を出しています。このようなことをしても外国人の来県が少ないのは先ほどまで述べたような移動時間に問題があります。いくら隣の県だといっても2時間から3時間以上かかれば広島であれば東京や福岡についてしまいます。そういう意味では隣県でありながら山陰は広島から見れば遠い存在です。外国人観光客のスタイルは1週間以上かけて観光するスタイルなので飛行機で目的地に素早くいくというものではありません。あちらに寄り、こちらに寄りというスタイルなので新幹線や電車での移動がほとんどです。ですから出雲空港で外国人の方の旅行者を見るのは本当に稀です。最近は日本人もそのようなスタイルになりつつあるので観光客のほとんどは「車」での移動になっているように感じます。多くの県外ナンバ−を見るようになりましたがそれは逆に山陰が便利が悪いという事の裏返しでもあります。新幹線の誘致に非常に消極的な島根県、電化にもなっていない出雲から西の石見地域、そのことの弊害にもきずかない地元新聞社、どうしたら地の利が生かせるか6月定例会での提案があるのか議会傍聴したいと考えます。
恵比寿大黒100キロマラソン
2023/05/28
今日は恒例の恵比寿大黒100キロマラソンが松江市美保関町から出雲市大社町の間で行われています。大変蒸し暑い中での開催ですが体調に気を付けて無事完走を願うものです。地元ではみそ汁やイカの煮つけなど前日から用意されているようでした。きれいな日本海を眼下に楽しんでいただければと感じています。
私はこれから、総務委員長として美保基地の航空祭に出かけなくてはなりません。コロナがひと段落安定して5類になったことからだんだん世の中が動き始め多くのイベントが再開されていきます。経済の活性化につながればと思います。
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